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豊作、静かに願い 塩釜神社で「花まつり」

満開の塩釜桜の下、みこしが境内を巡った花まつり
みこしが境内を巡った花まつり

 宮城県塩釜市の塩釜神社で26日、氏子祭「花まつり」が開かれた。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため例年より規模を縮小。202段の石段を下りて市内を練り歩いていたみこし渡御は境内だけで行われた。
 白装束と覆面を着けた若者らが重さ約1トンのみこしを担ぎ、掛け声などを発することなく静かに進んだ。境内には先導する鐘や太鼓の音が響き、マスク姿の見物客が見守った。
 境内にある国の天然記念物「塩釜桜」はちょうど満開。総代・祭典委員長の和田忠さん(82)は「243年の歴史を途絶えさせないよう消毒などの対策を講じた。無事に終えられてほっとしている」と話した。
 まつりの起源は江戸中期の1778(安永7)年。日照り続きで作物が実らなかったが、氏子が神社に祈願すると作柄が良くなっため、感謝を込めてみこしを出したと伝わる。


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2020年04月27日月曜日


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