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空と海 こいのぼり悠々 石巻・雄勝

太平洋を見下ろすように泳ぐこいのぼり

 東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻市雄勝地区に25日、計50匹のこいのぼりが掲げられた。
 ボランティアらでつくる「雄勝に鯉(こい)のぼりを泳がす会」が主催。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、県外のボランティアは参加せず、地元住民ら約10人が地区内の4カ所で掲揚した。5月末まで掲げられる予定。
 雄勝半島の東端に立つ大須埼灯台では、上部につないだロープに青、赤、黒3色の計15匹をくくり付けた。ロープを張ると、こいのぼりが空に浮かび、太平洋を見下ろすように泳いだ。
 同会の長沼利枝さん(62)=石巻市=は「鮮やかなこいのぼりが白い灯台に映えて素晴らしい。地元の人に和んでもらえたらいい」と話した。
 取り組みは同会代表で、2011年10月に開設された市雄勝診療所の初代所長を務めた小倉健一郎医師が、被災した同地区を元気づけようと12年に始めた。


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2020年04月27日月曜日


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