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郡和子仙台市長 定例記者会見 4/28

記者会見に臨む郡和子市長

 郡和子仙台市長の28日の定例記者会見での主なやりとりは以下の通り。

 Q 5月1日に市議会臨時会を招集し、新型コロナウイルス対策費を計上した補正予算案を提出すると発表があった。補正額は1384億円と過去最大だ。
 A 東日本大震災時の補正予算額は1057億円だったが、今回はそれを上回る規模となった。それだけ現下の状況が大変厳しいということだ。震災時は市内の被災エリアが限られており、他地域からの復興支援の方々で街が元気になった部分があった。今回の状況は(全国、市全域に感染が広がり)仙台の地元経済への打撃が相当大きい。地域経済を回さなければという思いで予算案を編成した。

 Q 一律10万円を給付する特別定額給付金の申請、支給のスケジュールは。
 A 5月初めから申請受け付けを始める自治体もあるようだが、仙台市は52万世帯の給付対象を抱える。なかなか早期の給付とはいかない。取り急ぎシステムを構築するよう指示したが、5月の大型連休後すぐにというのは難しい。市民には申し訳ないが、今しばらくお待ちいただきたい。

 Q 学校再開の判断は。
 A 前回(今月15日に予定した始業式、入学式)は直前の判断で(再延期を決定し)混乱を招いて申し訳なかった。いろいろな方々から「5月7日の学校再開はどうするのか」と質問される。近日中に判断する。

 Q 村井嘉浩宮城県知事がこの際、新学期を9月にしてはどうかと提案したが、市長の考えはどうか。
 A 一つの考え方とは思うが、教員採用試験の在り方を含め、実現するとなると相当な大改革になる。それが今年9月までに全部できるのかどうか疑問だ。2月末から全く学校に行けていない児童生徒を9月まで、このまま家にとどめておくことはどうかと思う。

 Q 市民は外出を自粛し我慢に耐えている。どういう状況になれば正常化できると言えるのか。
 A 非常に難しい判断。いったん終息し、再び感染が広がる可能性もある。専門家の意見を聞き、総合的に判断する。「コロナと共に」という表現は変かもしれないが、インフルエンザ同様、治療薬やワクチンができれば安心材料になり、生活は正常化できる。過去の感染症の乗り越え方と同じように、根絶というよりは、コロナウイルスがあっても社会を正常に回す状況を目指したい。


2020年04月28日火曜日


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