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仙台の飲食店主ら、資金確保へレシピ集 コロナ禍で一計

レシピを集めた小冊子の見本
小冊子の見本を手にする会沢さん=仙台市青葉区一番町

 仙台市内の飲食店などが、自慢のレシピを集めた本「recipe for LIFE 17人の人生のレシピ」の出版に向けて準備を進めている。新型コロナウイルスの影響で打撃を被る中、磨き上げたレシピを活用して事業継続の資金を得る試みだ。5月中旬に発売予定。

 本は、ZINE(ジン)と呼ばれる少部数の自主出版物として製作。B6判28ページで、17人各1品のレシピをイラストと共に紹介する。
 参加するのは、太白区の「そば処登喜和(どころときわ)」、青葉区の「居酒屋ちょーちょ」、生ハム・サラミ専門店「サルメリアコメスタ」など飲食店13店のほか、ワイン造りを手掛ける仙台在住のミュージシャン、ブレイズ・プラントさんら個人の賛同者。店の一押しメニューを含め、サラダやカレー、ソース、デザートなど多彩な味をそろえた。
 発案した青葉区一番町のそば店「imosen」の4代目、会沢健太さん(37)は「本来の営業ができず不安な日が続く中、参加店はそれぞれの人生、生活を懸けて作ってきたレシピを提供した。読む人に喜んでもらいながら事業継続資金を得て危機を乗り切りたい」と話す。
 価格は1000円を予定。500部製作し、参加店などで販売する。製作費のクラウドファンディングも実施している。詳細は写真・動画投稿アプリ、インスタグラムのアカウント「recipe_4LIFE」で紹介している。


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2020年04月28日火曜日


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