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PCR検査、民間に依頼 岩手県が手順簡素化

 岩手県は28日、新型コロナウイルスに関するPCR検査の体制を見直すことを決めた。感染が疑われる一般的な患者の検査は原則、民間機関に依頼する。帰国者・接触者外来や、新たに設置される発熱外来が直接、検査依頼を出せる。
 これまでほぼ全ての検査を担ってきた県環境保健研究センター(盛岡市)は、濃厚接触者や急を要するケース、クラスター(感染者集団)発生時の対応に専念する。
 現行では、患者が帰国者・接触者外来を受診後、検査の要否について県が独自に設置する「感染症対策専門委員会」が協議している。県内の検査数が少ない一因との批判もあった。
 県は現在、九つの2次医療圏ごとに発熱外来を設置するよう調整を進めており、診察体制を拡充するとともに手順を簡素化した形だ。
 今回の見直しは、検査体制の拡充を求めた厚生労働省の15日付の事務連絡などを受けて決定した。三浦節夫県感染症担当課長は「検査状況は専門委員会に逐次報告し、クラスター対策への助言などに力を入れてもらう」と説明した。


2020年04月29日水曜日


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