宮城のニュース

19年度の倒産、13.9%増139件 宮城、震災後の最多更新

 東京商工リサーチ東北支社がまとめた2019年度の県内の企業倒産状況(負債額1000万円以上)によると、倒産件数は前年度比13.9%増の139件で、東日本大震災以降(11年度以降)で最多だった。10億円以上の大型倒産が5件増えて6件となり、負債総額は90.0%増の369億800万円に達し、8年ぶりに300億円を超えた。
 震災関連の倒産は前年度より1件減り全体で14件。業種別ではサービス業他が40件と最も多く、建設業34件、小売業22件、卸売業20件と続いた。
 原因別では販売不振が前年度比23.7%増の73件で、全体の半数を超えた。ほかに過小資本が17件、赤字累積が13件だった。
 負債額別では1000万円以上5000万円未満68件、5000万円以上1億円未満16件、1億円以上5億円未満44件、5億円以上10億円未満5件、10億円以上6件。造船業のヤマニシ(宮城県石巻市、負債額120億8400万円)は、県内では震災後初めて会社更生法適用を申請した事例となった。
 東北支社の担当者は「個人消費の低迷でサービス業や小売業が厳しくなる中で、新型コロナウイルスの影響も出てきた。国の支援が早急に進まなければ、今後さらに倒産が増える可能性がある」と話した。


関連ページ: 宮城 経済 新型コロナ

2020年04月30日木曜日


先頭に戻る