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東北楽天、活動休止から1ヵ月 筋トレやランニングで体動かす

開幕の延期で閑散とする東北楽天の本拠地・楽天生命パーク宮城=3月23日

 新型コロナウイルス感染拡大の影響による東北楽天のチーム活動休止は30日で1カ月になった。公式戦の開幕は未定で、交流戦は中止が決まるなど、プロ野球界の先行きは不透明なまま。球団施設を利用できない選手は、自主練習でコンディション維持に努める。
 東北楽天の無期限の活動休止は12球団で最も慎重な対応だ。自主練習中の日本ハムは5月6日までと期間を区切る。ソフトバンクやロッテは一時休止していた本拠地などでの自主練習を既に再開させ、広島はチーム練習を継続している。
 「普通にできていた野球を普通にできていないので、野球ができる環境のありがたみをすごく感じている」(則本昂)「とにかく野球がしたい」(小深田)。そんな思いを抱えながら、選手は自宅で筋力トレーニングやストレッチ、素振り、自宅近くでのランニングなどで汗を流す。
 自転車型トレーニング器具など自前の器具を使ったり、筋力トレーニングの負荷を高めようと「ウオーターサーバーのボトルを代用」(島内)したりして、自宅トレーニングに励む。夜や早朝など人の少ない時間帯に屋外練習を行い、感染予防に気を配る選手もいる。
 体を鍛える以外に、自身の課題に向き合う選手も少なくない。辰己は「昨年、今年の自分の打席を見て、フォームの確認や配球などを勉強している」と言う。
 それぞれ工夫をして練習しているものの、気掛かりなのは実戦感覚だ。銀次は「野球は感覚のスポーツ。試合以外で感覚を維持するのは不可能」と言い切る。3月下旬までのオープン戦や練習試合で仕上げてきた状態をキープするのは、なかなか難しいようだ。


2020年04月30日木曜日


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