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龍泉新洞の総延長1199m超 新たに地底湖も確認 岩手・岩泉

今回の調査で見つかった龍泉新洞の地底湖=2019年12月(日本洞穴学研究所提供)

 岩手県岩泉町の「龍泉新洞」で約50年ぶりに測量調査を実施した日本洞穴学研究所(同町)は、総延長が従来の約8倍の1キロ以上に及ぶとの調査報告書をまとめた。新たに地底湖も見つかり、巨大な「地下ダム」を介して日本三大鍾乳洞「龍泉洞」とつながっている可能性もあるという。
 清水川を挟んで龍泉洞に隣接する龍泉新洞は1967年に見つかった。同研究所と愛媛大が68年に行った測量調査に基づき、総延長は150メートルとされてきた。
 当時の未調査区域について、同研究所は2018年8月〜今年1月に計4回の調査を行った。その結果、総延長は1199メートル以上に及ぶことが判明した。
 東端部では幅1.5メートル、奥行き4メートルの楕円状の地底湖を確認した。これまでに龍泉洞から龍泉新洞に地下水が流入していることが分かっており、地底湖の先に地下水を貯蔵するダムのような地底湖が存在し、龍泉洞とつながっている可能性があるという。
 同研究所の菊地敏雄代表理事は「見つかった地底湖の先がどんな形状になっているか詳しく調べ、全体像を解き明かしたい」と話す。


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2020年05月01日金曜日


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