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東北の感染ペースは鈍化 新たな院内感染に警戒必要

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が緊急事態宣言を全国に拡大してから30日で2週間となった。東北でも各地で外出自粛や休業の動きが広がり、感染者の増加ペースは鈍化しているものの、院内感染とみられる事例が新たに確認されるなど警戒が必要な状況が続く。
 東北の県別の感染者数は表の通り。宮城、山形、福島3県で増加傾向が続く一方、秋田では4月15日以降に感染者が確認されていない。岩手は全国の都道府県で唯一、感染確認ゼロが続いている。
 東北の4月の感染者数の推移(累計)はグラフの通り。1日当たりの感染者数は、緊急事態宣言が全国に拡大された16日が27人で最多となった。19日以降は感染者の増加ペースが鈍化。24〜30日の7日間の感染者は計19人となり、23日までの7日間(計33人)と比べ減少した。
 ただ、各地で警戒が必要な状況は変わっていない。青森県では27、28の両日、感染症の指定医療機関である十和田市立中央病院で看護師4人の感染が相次いで確認された。感染防護策が整ったはずの施設で院内感染の可能性が浮上した。
 北海道などでは、一度落ち着いたはずの感染者数が4月中旬から再び増加傾向となった。東北でも外出自粛の動きが緩めば、増加のペースが再び速まる可能性もある。


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2020年05月01日金曜日


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