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宮城産ユズをブレンド、納得のジン誕生 大崎の酒造会社、7日に初出荷

7日に初出荷されるクラフトジン「欅」

 宮城県大崎市三本木の酒造会社MCGが、宮城県産のユズやセリといった素材を使ったクラフトジン「欅(けやき)」を7日に初出荷する。設立から約2年のクラフトジン専門の蒸留所で、試作を重ねて宮城ならではの香りと味わいを表現した。
 MCGは「ミヤギクラフトジン」の頭文字で、地元の食材を使い宮城らしいジンを造ろうと2018年6月に設立。2人体制で製造する。
 欅はアルコール度数42度。ジンに欠かせない針葉樹セイヨウネズの果実ジュニパーベリーのほか、県産ユズの果皮や名取市産セリ、石巻市桃生産の茶葉、仙台市太白区秋保産ブドウの果皮などを使用。素材ごとにサトウキビが原料のアルコールに漬け込んで蒸留し、ブレンドした。
 フレッシュで爽やかなユズの香りに茶葉やセリなどが奥深さを加え、ジントニックに合う仕上がり。ラベルにジュニパーベリーやセリの図柄をあしらった。
 「素材選び、製造方法など何百通りも試作し、納得の行く味になった」と杉原健太郎社長。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、飲食店中心に展開する当初の計画通りにはいかないが「終息後には飲食店で味わってもらい、海外市場も目指したい」と話す。
 感染拡大を受け、欅に先立って消毒液代わりに使える高濃度アルコール「スピリッツ80」(500ミリリットル)を計4700本製造、完売した。原料アルコールが品薄で、今後の欅やスピリッツ80の製造は状況に応じ検討する。
 欅は700ミリリットル4389円、1.8リットル5489円。初回は各300本出荷し、宮城県内の酒販店などで販売する。ウメ、ユズなど4種のリキュール「超」シリーズも同時に発売する。連絡先は0229(25)6470。


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2020年05月02日土曜日


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