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災害時に「お守り」もぐもぐ 東北のチアら 地元産リンゴやイチゴ活用

ドライフルーツの「お守りパック」
発売されたドライフルーツの「お守りパック」
ドライフルーツの「お守りパック」
ドライフルーツの「お守りパック」

 ドライフルーツを防災食に加工した「お守りパック」が発売された。子どもが持ち歩き、緊急時に活用できるよう工夫した。東北のチアリーダーらでつくる「東北チアプロジェクト」の食育活動から生まれ、東北産の素材を主に活用した。
 プロジェクト事務局のNPO法人クラップス(仙台市)が栄養価が高く、子どもが好きな果物に着目し販売を始めた。青森、福島県産のリンゴ、宮城、福島県産のイチゴなどを使用。お守りパック(648円)は小サイズ(8グラム)と家庭備蓄用(25グラム)のセット。
 小サイズは子どものバッグにお守りのように入れておき、急場をしのぐ使い方を想定する。東日本大震災時の状況を踏まえて考案した。
 新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛生活が長引き、食への関心が高まっている。クラップス代表の石河美奈さん(46)は「防災食を見直す好機。香りや色も楽しめ、体だけでなく心の健康にも役立つドライフルーツに注目してほしい」と説明する。
 プロジェクトは2015年、東北をチアリーディングで元気づけようと始動した。子ども向け食育活動チアフルカフェも展開しており、東京電力福島第1原発事故の風評被害に苦しむ生産者の支援も兼ね、果物を中心に自然の恵みや命について学んでもらっている。
 ドライフルーツは支援企業から提供を受け、収益は外出自粛の影響を受けるチアリーダーらの支援に充てる。詰め合わせ(2700円)の購入も可能。チアフルカフェのサイトなどで取り扱っている。
 連絡先は石河さん090(4923)9261。


2020年05月05日火曜日


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