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画面越しに歌や読み聞かせ 仙台の保育所がオンライン運用開始、双方向やりとり魅力

オンライン保育で画面越しに元気な姿を見せる園児と保護者=1日

 仙台市青葉区のクリスロード商店街の桜井薬局が運営する企業主導型保育所「クリスロードさくらい保育園」が、新型コロナウイルスの影響で登園を控えている園児と保護者向けに、テレビ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を活用したオンライン保育を始めた。
 画面越しの保育士の進行で、通常保育と同じように歌や絵本読み、パネルシアターといったプログラムを行う。単なる動画配信とは異なり、園児と保育士が双方向でやりとりできるのが魅力だ。
 園長の石井美智さん(39)は「コロナが終息して通常通り保育できることが一番だが、今できる最善のことしたい」と説明。昨年5月の開園以来、登降園の時間管理や出欠の連絡などに情報通信技術(ICT)を活用してきたことも導入を後押しした。
 保護者は感染リスクなどを考慮して登園を控えても「子どもの生活リズムが崩れる」との悩みがあり、保育士にも「園や職員が忘れられてしまうのでは」と不安の声があったという。
 2回目の1日は園児16人中14人が参加。園児の集中力を考慮して15分程度を目安にしている。「声や顔をリアルタイムに確認でき元気をもらえた」と保育士。保護者にも好評だという。
 石井園長の夫で桜井薬局専務の健太郎さん(39)は「薬局が運営するメリットを生かし、衛生面の情報も提供していきたい」と今後の展開を話す。


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2020年05月11日月曜日


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