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仙台市、避難所にマスク計3万枚配備へ

避難所に配備するマスクや消毒液を確認する市職員

 災害時の新型コロナウイルス感染防止策として、仙台市は市内195カ所の指定避難所、沿岸部19カ所の津波避難施設にマスク計約3万枚を配備する。市民にはマスク、体温計、手洗いせっけん持参の避難を呼び掛けるが、一刻を争う場合もあり緊急用に備蓄する。
 2日の市議会臨時会で補正予算案が可決され、市は1386万円でマスク30万枚を購入した。指定避難所には持参できなかった避難者用として各120枚、津波避難施設は避難定員(100〜1500人)と同じ枚数を常備する。
 各区役所にある消毒液や使い捨て手袋なども一緒に避難所に配備する。11日は指定避難所の開設、運営を担う部局の職員が防災計画課を訪れ、必要数を確かめてマスクなど一式を受け取った。今後、避難所の開設時に市職員が持参する。
 残り約27万枚は市役所本庁舎や各区役所で管理し、避難の長期化やマスク不足などの事態に備える。新型インフルエンザ対策で常備したマスクのうち、15万枚を介護福祉施設などに配布しており、補充も兼ねる。
 防災計画課の田脇正一課長は「新型コロナ対応が長期化する中、災害がいつ起きるか分からず、急ぎ配備する。避難所は感染症対策を講じている。身の危険を感じたら迷わずに避難してほしい」と呼び掛ける。


2020年05月12日火曜日


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