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大崎の老舗豆腐「粟野商店」自己破産へ

 宮城県大崎市の豆腐・油揚げ製造販売の老舗「粟野商店」は11日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。帝国データバンク仙台支店によると負債額は約9000万円で、新型コロナウイルスの感染拡大による関連倒産という。
 仙台支店によると、粟野商店は1877年創業。小売り部門の拡販にも取り組み、2009年には仙台市内の百貨店に「とうふ処粟野」の名前でテナント出店するなどしていた。
 1999年7月期の売上高は約2億6000万円だったが、同業他社の安値攻勢などから業績は低迷。ここ数年は赤字経営が続き、19年2月期の売上高は約1億6000万円まで落ち込んでいた。
 仙台や関東の百貨店での催事販売にも力を入れていたが、新型コロナによる百貨店の営業自粛で資金繰りが悪化した。弁護士によると、従業員15人は解雇したという。
 ホームページに11日で閉店することが掲載された。


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2020年05月12日火曜日


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