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蔵王エコーライン ひっそり開通

開通した賽の磧ゲートを通過し、山形県側に向かう車両=11日午前11時ごろ(写真の一部を加工しています)

 昨年11月から冬季閉鎖中だった蔵王エコーライン(宮城県蔵王町−上山市、26キロ)が11日、全線開通した。例年、大型連休前の4月下旬に閉鎖を解除するが、安全確保を理由に大幅にずれ込んだ。新型コロナウイルスの影響で恒例の式典もなく、ひっそりとした開通となった。
 宮城県側の「賽(さい)の磧(かわら)ゲート」付近では、開通を待ちわびた車両やオートバイが集まった。角田市のアルバイト大石一孝さん(70)は「コロナだから仕方ないけど、今年は式典もなく寂しい。雪の壁を見て楽しみたい」と話した。
 県などによると、標高約1500メートルの縞(しま)の沢付近では4月下旬に道路脇の積雪は8〜9メートルになるが、5月に入って気温も高く、積雪は高い場所で5メートルほどしかないという。
 宮城県は4月27日の開通を予定していたが、山形県が「通行の安全対策の遅れ」を理由に延期を求め、宮城県も足並みをそろえた。


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2020年05月12日火曜日


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