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雨期控え「台風19号復旧に一丸」 宮城・丸森町長

河川の復旧状況を説明する保科町長(右から2人目)

 宮城県丸森町内の阿武隈川支流が氾濫し流域が被災した台風19号から7カ月となった12日、保科郷雄町長が記者会見し、河川工事の状況や方針を説明した。梅雨や台風の時期を控え、被災前の状態へ復旧させるため「国や県、関係機関と一丸となって取り組む」と語った。
 町役場での会見には、東北地方整備局宮城南部復興事務所の水越崇、県大河原土木事務所の籠目勇一両所長が同席した。
 堤防計18カ所が決壊した内川と五福谷川、新川は国が県の代行で本格復旧工事を実施。河道掘削や堤防の強化、土砂流出防止工事を進めている。水越所長は、流れをふさぐ土砂が多い箇所の掘削を優先する方針を示し「5、6月にある程度まで被災前の状態にして、9月ごろにはしっかりと戻したい」と強調した。
 県が整備する雉子尾川は被災した堤防2カ所のうち1カ所は復旧が完了し、残りも5月末に終える見込み。河道掘削なども行う。
 町中心部の雨水排水ポンプ場は、5月下旬に仮復旧する見通し。保科町長は「台風前と同等の排水が可能となる」と話した。
 被災した道路の状況も説明。町中心部と筆甫地区を結ぶ県道丸森霊山線の通行止め区間4.8キロについて、籠目所長は「土石流が発生した山側や内川側の擁壁を補修した上で、さらに安全性を高める」と述べ、2022年度ごろの工事完了を目指す考えを示した。


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2020年05月13日水曜日


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