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仙台「定禅寺ジャズフェス」中止 30回の節目 初の断念 昨年は観客77万人

2019年9月のジャズフェス。ケヤキ並木の間から木漏れ日が差す中、音楽を楽しんだ演奏者と観客=仙台市青葉区の定禅寺通

 仙台市中心部で9月12、13日に開催予定だった「第30回定禅寺ストリートジャズフェスティバル」の中止が12日、正式に発表された。主催するジャズフェス協会が市役所で記者会見し、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため開催を断念すると表明した。1991年にフェスが始まって以来、中止は初めて。
 協会によると、昨年は全国から710組5131人の演奏者、約77万人の観客が訪れた。1000人程度のボランティアが観客誘導やごみ回収、グッズ販売などに携わった。感染の不安が拭い切れない中で、関係者の安心安全を担保するのは困難と判断した。
 例年、5月以降は各バンドが練習を重ねる時期で、練習によって感染が広がることも懸念。イベント規模を縮小して開催することも検討したが、収益悪化により来年以降の開催に影響が出る可能性も考慮した。
 協会の武藤政寿代表理事は「今年は30回の節目。ジャズフェスが50年後も100年後も愛され、継続されるように、将来を担う子どもたち向けの企画も検討していた。来年こそ具現化させたい」と語った。


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2020年05月13日水曜日


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