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給付金申請準備で3密 窓口は普段の3倍 待ち時間2時間超も 仙台市

マイナンバーカードの手続きで混雑する窓口=仙台市の青葉区役所

 国民1人当たり10万円の特別定額給付金の申請開始を前に、仙台市内の各区役所の窓口が混雑している。オンライン申請に必要なマイナンバーカードの交付、暗証番号の再設定に訪れる市民が後を絶たない。給付金は新型コロナウイルス感染を防ぐため、窓口の手続きが一切ない仕組みだが、事前の準備で「3密」を招く事態となっている。
 給付金をオンライン申請する場合、本人確認でマイナンバーカードの暗証番号の入力を求められるが、忘れてしまったり、5回連続で入力を間違えたりすると、自治体の窓口で暗証番号を再設定しなければならない。新たに交付を受ける場合も、本人確認のために窓口に来る必要がある。
 青葉区役所には連日、普段の3倍の300人近くが訪れ、戸籍住民課の窓口で手続きしている。待ち時間は平均2〜3時間で、1階の窓口前の待合スペースは人があふれる。区は別の階の待合室に誘導するが、混雑解消には至っていない。
 マイナンバーカード交付のため、12日に手続きに訪れた60代の無職男性は「昨日も来て2時間半も待ったが手続きが終わらず、今日も2時間半以上も待っている。もっと効率よくできないものか」といら立った。
 市によると、あまりの混雑に「いつまで待たせるんだ」と声を荒らげる住民もいて混乱があるという。
 郡和子市長は12日の定例記者会見で「3密を避けるためにも、申請書が郵送で届くまでお待ちいただきたい」と市民に呼び掛けた。


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2020年05月13日水曜日


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