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むすび丸マスク人気 刺しゅうやイラストで「再登板」

「刺しゅう版」布マスク
村井知事が着用する「イラスト版」不織布マスク

 宮城県の観光PRキャラクター「むすび丸」をあしらった二つのマスクがインターネット上で話題だ。「みやぎ水産の日アンテナショップ」(仙台市青葉区)で扱う「刺しゅう版」と、村井嘉浩知事が着用するお手製の「イラスト版」。新型コロナウイルスの影響で出番が激減したむすび丸だが、今や必須となった衛生用品にあやかり、息を吹き返しつつある。
 刺しゅう版は、ショップを運営する合同会社カイタク(石巻市)が企画。消費者の外出自粛で売り上げが低迷する中、「コロナ禍でも使えて元気が湧く商品を」と、若林区の障害者就労施設の協力を仰いで製品化した。
 試作品をツイッターでPRすると「かわいい」との反響が相次ぎ、4月20日に自社サイトで販売した初回生産分の260枚は約30分で完売。第2回生産分(150枚)、第3回の優先購入枠(約1000枚)はいずれも5分で売り切れた。
 「ここまで人気が出るとは全く想像していなかった」と驚くのは、代表社員の山野目真悟さん(32)。「暗い話題が多いが、普段身に着ける日用品で和んでほしい」と願う。
 イラスト版は、不織布マスクに油性ペンで手描きしてある。「Stay Home(ステイホーム)」「がんば!」など、むすび丸のメッセージを記したタイプもある。
 デビューは刺しゅう版の販売日と同じ4月20日。村井知事が定例記者会見で「出番が減ったむすび丸が自ら描いた」との触れ込みで披露。ネットニュースなどで取り上げられた。
 村井知事は「実は毎回、妻が描いてくれている」と明かし、「今は誰もが大変な状況。むすび丸を通じて、ほっとする時間を県民に届けたい」と話す。
 刺しゅう版の次回受け付けは5月末の予定。商品到着は7月下旬の見通し。


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2020年05月14日木曜日


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