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39県で緊急事態解除 仙台中心部に日常少しずつ

27日ぶりに営業が再開され、マスク姿の買い物客らが訪れた=14日午後1時30分ごろ、仙台市青葉区の仙台パルコ本館

 仙台市中心部の商業施設では休業要請が解除された7日以降、少しずつ日常の光景が戻りつつある。ただ、新型コロナウイルスの感染が再び広がる懸念は拭い切れない。人の流れが戻らない宿泊業は我慢の日々が続く。
 4月18日から休業していた仙台駅西口の仙台パルコ本館とパルコ2は14日、全国のパルコ各店に先駆けて営業を再開した。マスク姿の客が買い物に訪れた。
 青葉区の雑貨販売員熊谷美帆さん(28)は「インターネットで調べた服を買いに来た。久しぶりで楽しいが、なるべく短時間で済ませたい」と話した。
 同店は入り口に消毒液を設置。約200のテナントに従業員のマスク着用、トレーを介しての会計を求めた。客が集中する際は入場制限も検討する。
 当面は近隣の大型商業施設と同様に午前11時〜午後7時の時短営業だ。同店の担当者は「初日の客足は普段通り。安心して買い物できるよう対策を施したので、混雑を避けて来店してほしい」と呼び掛けた。
 同じ仙台駅前のホテルメトロポリタン仙台は、緊急事態宣言下も通常営業を続けたが、4月の宿泊客は前年比約85%減。6割を占める首都圏客、2割の訪日客の落ち込みが響く。
 企業の宴会や、例年6月に集中する株主総会も軒並み中止という。林健一専務兼総支配人は「首都圏客と宴会部門が復活しないと経営環境は改善しない。感染から身を守る意識を維持しながら、経済活動も少しずつ両立できるようになれば」と話した。


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2020年05月15日金曜日


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