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「全児童1161人分、マスク作る」 仙台・岩切小PTA有志

体育館に完成した手作りマスクを並べるPTA有志

 仙台市宮城野区の岩切小のPTA有志が、新型コロナウイルス感染防止のため、全校児童1161人分の手作りマスクを製作している。学校が再開する6月1日に配布し、子どもたちに安心をプレゼントする。
 PTA会長の佐藤麻美さん(41)ら15人が4月17日から製作を続ける。佐藤さんが10回以上も試作を重ね、子どもに合うサイズを研究。それぞれが自宅にある布などを使い、不足するゴムひもはニット生地で代用し、1枚ずつ仕上げた。
 佐藤さんは「学校生活で人との接触を完全に避けることは難しい。少しでも子どもたちの不安を解消できないかと考えた」と話す。
 既に1250枚の色とりどりのマスクが完成した。1枚ずつ包装し「岩切っ子はコロナウイルスになんて負けないぞ!!」のメッセージカードを添えた。全校児童のほか、教職員や地域住民にも配る予定という。
 宮崎佳子教頭は「みんなが明るく前向きになれる」と善意に感謝。「子どもたちには、危機に直面した時に大人たちが見せた真心、人と人がつながる力を学んでほしい」と期待する。
 「子どもたちが好きな柄を取り合ってじゃんけんをするなど、マスクが新しい学級のコミュニケーション手段になればいい」と願う佐藤さん。児童と同じように学校再開を心待ちにする。


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2020年05月15日金曜日


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