宮城のニュース

県立学校、6月1日再開を確認 宮城県 外出・イベントは予防策前提

宮城県庁

 新型コロナウイルス特措法に基づく政府の緊急事態宣言の解除を受け、県は15日、対策本部会議を県庁で開き、31日までの取り組みを決めた。感染防止対策の徹底を前提にした外出やイベント実施を県民に要請した。県立学校は既に示した通り、6月1日から再開する。
 重点的な対策が必要な「特定警戒都道府県」への移動は引き続き避け、その他の地域への移動もなるべく控えるよう求めた。スポーツジムやスナック、カラオケなどクラスター(感染者集団)の発生例がある施設の利用に当たっては、感染予防策を取っているか注意と確認を呼び掛けた。
 イベントは、屋内が100人以下で収容人数が半分以下、屋外では200人以下の開催を認める。主催者や事業者には、参加者の名簿作成やスマートフォンを活用した連絡体制の整備を促す。
 県立学校は、6月1日から通常授業を始める。5月18〜22日は1人1回程度、25〜29日は複数回と段階的に登校日を増やして備える。感染症の教育も行う。
 小中学校を所管する市町村教委には、県の対応を参考として示した。6月1日より前の再開は、十分な感染防止対策を講じた上で容認する。
 子どもの感染拡大を防ぐために休止していた県立都市公園の遊具は、5月18日から順次再開させる予定。
 対策本部会議で、東北大病院の冨永悌二院長は「高い確率で次の感染の波が来る」との見解を示し、東北医科薬科大の賀来満夫特任教授は「3週間感染がなかった愛媛県でクラスターが起きた。県内でも可能性はある」と気を緩めないよう訴えた。
 終了後、村井嘉浩知事は「外出自粛を求めながら、休業要請を解除した矛盾を解消したいと考えた。感染防止対策を取った施設かどうかを確認した上で、出掛けてほしい」と述べた。
 6月1日以降の対応は、感染状況に応じて見直す方針。

◎県の主な要請(31日まで)  
<県民の外出>
・特定警戒都道府県への不要不急の移動は避ける。その他の県への移動もなるべく控える
・スポーツジム、ナイトクラブなど「3密」の場では感染防止策の確認と徹底
<県立学校>
・6月1日に再開。市町村には参考として示し、前倒しの場合は十分な対策を講じる
<イベント開催の目安>
・屋内は100人以下かつ収容定員の半数以下。屋外は200人以下で間隔を十分に確保
<施設での対策>
・クラスターが発生したような施設での入場制限や消毒設備設置
・業種ごとに策定される予防指針に基づく適切な取り組み
<職場での対策>
・テレワーク、時差出勤の推進


2020年05月16日土曜日


先頭に戻る