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自宅学習をオンラインでサポート グーグルの無料ツール活用 宮城・多賀城高

生徒から送られてきた写真データにコメントを書き込む教師

 宮城県多賀城市の多賀城高は4月下旬、教師と生徒がオンラインで課題をやりとりする学習補助システムを導入した。816人の全校生徒の約95%が参加し、自宅学習を続ける生徒の学習状況の把握などに役立っている。
 高校3年の数学を担当する高橋謙人教諭(35)は11日午後、タブレット端末に向かい女子生徒から写真データとして提出された三角関数に関する課題の答案を確認した。「正解だけど途中式が間違っているので、もう一度確認しよう」。タッチパネルでコメントを書き込み返信した。
 米IT大手グーグルの無料学習支援ツール「グーグルクラスルーム」を使う。各科目の担当教師がオンライン上に課題を掲載。生徒は、履修科目の課題に取り組み、ノートに書いた答えを写真に撮って提出する。
 教師は平日の日中、生徒から届いた答案に対応。生徒は、自宅で好きな時間に課題に取り組めばいい。高橋教諭は「休校中でも生徒の理解度がすぐに分かる。再開後の授業の進め方の参考になり助かる」と話す。
 担当教師によって取り組み状況は異なるが、課題の解説動画まで掲載している科目もある。また、インターネット環境の整わない生徒には臨時登校日に課題の受け渡しを行っている。
 クラスルームを含むグーグルの学習支援システム「G Suite for Education」は、遠隔授業整備のため、県教委が導入を進めている。多賀城高や宮城一高など県立学校13校で試験的に運用を進め、本年度中には県立学校全校で導入する。


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2020年05月17日日曜日


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