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客足まばら、警戒続く JR仙台駅、緊急事態宣言解除後初の週末

乗降客がほとんどいない東北新幹線の改札口=16日午後2時5分ごろ、JR仙台駅

 JR仙台駅は往来する人々が少し戻りつつあるとはいえ、県を越えた移動は引き続き自制が要請されており、東北新幹線の乗客はまばらだった。ホームや改札口など、杜の都の玄関口は寂しい光景が続いている。
 横浜市から出張で訪れた会社経営末長信之さん(40)は「車内はがらがら。緊急事態宣言が解除されて気が緩んでいるかと思いきや、仙台も警戒心が強いと感じた」と話した。
 進学で3月に東京に引っ越したが、歯の治療で月に1回帰仙している大学生高橋莉来(りこ)さん(18)は「乗客は4月より少し増えた。東京より仙台の方が人出は多い」との見方を示した。
 仙台市青葉区の無職吉田サチ子さん(70)は、青森県十和田市から戻った。共働きの娘夫婦を手伝い、高熱を出した孫を看病するために数日間出掛けた。「手が足りず、青森県に行かざるを得なかった。気を緩めず用心したい」と表情を引き締めた。
 宮城県美里町の主婦(60)は仙台からの帰途、在来線に乗らず、大崎市の古川駅まで新幹線を利用した。「仙台でようやく必要な用事を足すことができた。少しでも移動時間を短縮したい」と足早に乗り込んだ。


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2020年05月17日日曜日


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