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宮城県美術館再開 モリス展始まる

細やかに表現された作品を観賞する来場者

 新型コロナウイルスの感染拡大で閉館していた宮城県美術館(仙台市青葉区)は18日再開し、特別展「ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡」(県美術館、河北新報社、東日本放送主催)が始まった。6月28日まで。
 「モダンデザインの父」とされる英国の芸術家ウィリアム・モリス(1834〜96年)のテキスタイルと出版物など約150点を展示。芝生に愛らしい草花を配した「ひなぎく」、独自技法のインディゴ抜染でイチゴをついばむ鳥を描いた「いちご泥棒」など代表作が並んだ。
 仙台市の劇作家金野むつ江さん(63)は「モリスのファンで開幕を心待ちにしていた。デザインの美しさだけでなく、自然への思いを理論的に表現していて心引かれる」と話した。
 同館は感染拡大防止のため入場者にマスク着用を呼び掛け、距離を取って並ぶよう床に目印のテープを貼るなど対策を施した。浜崎礼二副館長は「開催を喜んでいる。感染対策への協力をお願いしたい」と話した。4月11日から全館で休館していた。
 午前9時半〜午後5時。25日を除く月曜休館。一般1300円、学生1100円、小中学生、高校生650円。連絡先は県美術館022(221)2111。


2020年05月19日火曜日


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