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どうする夏の成人式 東北90市町村、延期や動画配信視野に

2018年8月にあった大仙市の成人式=大曲市民会館

 夏に成人式を実施してきた東北の市町村が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で今夏に開催できるかどうか頭を悩ませている。進学先や就職先から盆休みを利用して出席する新成人が多く、県境を越えて移動するケースが少なくない。感染のリスクを考慮して延期を決めた自治体も出ている。
 東北6県のまとめによると、昨年度は全227市町村のうち90市町村が8月に成人式を行った。1月実施が難しい豪雪地が多く、秋田で8割以上、山形でも約6割を占める。今夏の予定については各県が今後、市町村に聞き取りするなどして確認する。
 対応を決めた自治体もある。青森県つがる市は感染拡大を踏まえ、8月15日に予定していた成人式を11月22日に延期する。市教委社会教育文化課の高橋隆治課長は「遠方から出席しやすいよう11月の3連休の中日に設定した」と説明する。
 秋田県大仙市は「通常開催は県外との往来が生まれ、リスクが大きい」(市教委生涯学習課)として8月15日に予定する式典を少人数で開催し、動画で配信することを視野に入れる。出席者の集中を避けるため、合併前の旧8市町村ごとの分散開催も検討する。
 毎年3月に実施している山形県上山市は、新型コロナの感染防止のため8月13日に延期した。市教委生涯学習課の大沢泰雄課長は「感染拡大が続くようなら再延期もあり得る。開催中止は考えていない」と話した。


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2020年05月20日水曜日


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