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宮城知事、コロナ対策で国家財政破綻を懸念 規律配慮を提案

村井嘉浩知事

 新型コロナウイルス対策を話し合う20日の全国知事会テレビ会議で、宮城県の村井嘉浩知事は月内成立が見込まれる数兆円規模の2020年度第2次補正予算について「いたずらに膨れ上がり、国家財政が破綻しては元も子もない」と述べ、財政規律への一定の配慮を国に求めるよう提案した。
 村井知事は、19年3月時点で国の借金が過去最大の1100兆円に達したと指摘。緊急経済対策として総額約25兆円に上る20年度第1次補正予算にも触れ「これが続けば財政再建はさらに遅れる。将来世代への配慮も必要だ」と訴えた。
 全国知事会は同日、リーマン・ショック時を上回る「最低でも総額3兆円以上」の臨時交付金を国に要求した。村井知事は「コロナ対策は早急の課題で、当然の主張」と述べる一方、「二律背反するが、国にくさびを打つのも知事会だ」と強調した。
 終了後、村井知事は緊急事態での財政支出はやむを得ないとしつつ「栓が抜けたように使うのはどうか」と指摘。「これは借金。つけは次世代に回る。コントロールするのが政治家だ」と語った。
 村井知事は、新型コロナ感染の有無を短時間で調べられる「抗原検査」など、多様な感染確認手段の確立も提案した。


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2020年05月21日木曜日


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