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由規、松井ら東北楽天の選手が球児にエール 「高校野球生活最後まで」

 第102回全国高校野球選手権大会の中止が20日に決定し、かつて甲子園へ情熱を燃やした東北楽天の選手たちも無念さをにじませた。それでも先輩として、目標を失い落胆する球児たちへ、今後の人生に向けたエールを送った。
 仙台育英高3年だった2007年夏の大会で最速155キロを記録した仙台市出身の右腕、由規は「春の選抜に続き中止になり、球児の気持ちを考えると心苦しい」とした上で「高校野球生活を最後の最後まで思う存分味わってほしい。その充実感と達成感がきっとこれからの人生に役立つ」と元気づけた。
 12年夏に1試合22奪三振の大会新記録を樹立した松井(神奈川・桐光学園高出)は「3年生は全てを懸けていたと思うので、自分に置き換えたら言葉は出ない」と落胆しつつも「野球に情熱をかけ、費やしてきた時間は決して無駄にはならない」と強調。同じく豪腕で甲子園を沸かせた安楽(愛媛・済美高出)は「野球で学んだことは野球以外でも必ず生かせると思う。大学生や社会人で生かしてほしい」と励ました。
 大阪桐蔭高時代に走攻守がそろった遊撃手として08年夏の優勝に貢献し、プロ入り後は球界の主砲に成長した浅村は「『決まったことは仕方ない』で片付けるのはかわいそうだが、甲子園が全てではないと思う。ここから先の目標をしっかり持って、やってもらいたい」と呼び掛けた。


2020年05月21日木曜日


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