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外国人宿泊33万人超 19年・仙台5年連続最多更新

 仙台市は21日、2019年の市内の外国人宿泊者数が33万4767人に達し、5年連続で過去最多を更新したと発表した。タイ国際航空が10月、首都バンコクと仙台空港を結ぶ国際定期便を再開させた効果で前年の1.6倍に増加したが、20年は新型コロナウイルス感染症の影響で減少に転じることが確実視される。
 市によると、15〜19年の外国人宿泊者数の推移はグラフの通り。国・地域別で19年の宿泊者数が最も多かったのは台湾で、前年比36.6%増の12万378人だった。仙台発着の定期便が当初の13往復から、最大19往復に増えたことが追い風となった。
 次いで多かったのは中国で、17.7%増の3万4270人。タイが1万9004人で続き、上位五つの国・地域の中で増加率が64.5%と最も高かった。米国は38.8%増の1万5350人、香港は52.1%増の1万876人だった。
 日本人を含む宿泊者数も6.3%増の624万2351人で、最多となった。市が交流人口ビジネス活性化戦略で設定した「21年までに年間600万人」の目標を1年早く達成した。
 内訳は市中心部が488万3883人で9.0%増えた一方、郊外の秋保温泉(太白区)が2.9%減の85万2584人、作並温泉(青葉区)が5.6%減の21万3189人だった。
 20年は右肩上がりから一転、宿泊者数の大幅な落ち込みが懸念される。高野一樹文化観光局長は国内外の旅行がストップしている現状を踏まえ「収束後を見据え、需要を回復する施策に万全を期したい」と話す。


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2020年05月22日金曜日


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