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納棺中に現金盗んだ疑い 葬祭業者従業員の逮捕に遺族怒り

 仙台市内の葬儀場で今年2月、遺族が納棺中に、離れた場所に置いた財布などから現金を盗まれる事件があった。仙台南署が今月、盗みの疑いで逮捕したのは、葬儀に従事した葬祭業者従業員の宮城県の男(38)。遺族は「家族を亡くしたばかりの遺族に、葬儀場の関係者がこんなことをするとは信じられない」と怒りをあらわにしている。
 逮捕容疑は2月21日午後2時〜2時半ごろ、太白区の葬儀場で、会社員男性(49)=太白区=ら2人の財布などから、現金計1万円を盗んだ疑い。同署によると、「やってない」と容疑を否認している。
 同署などによると、容疑者は関西に本社を置く大手冠婚葬祭会社の代理店に勤め、被害に遭った男性の母の葬儀を担当した。会社と代理店の担当者はそれぞれ「担当者不在で対応できない」「個人のことまで把握していない」としている。
 男性によると、告別式前日の日中、控室に荷物を置き、納棺を手伝った際に被害に遭ったとみられる。同日夜に帰宅後、別々のバッグに入れた男性の財布と妻の封筒から、現金がなくなっていたことに気付いた。
 男性は「そんな人に送らせたことが、母に対して申し訳ない。同席していた家族を疑わざるを得ず、つらかった」と憤る。
(この記事は「読者とともに 特別相談室」に寄せられた情報を基に取材しました)


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2020年05月22日金曜日


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