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能代バスケミュージアム6月1日移転オープン 田臥選手のサンズ所属時ユニホームも

移転先で開館に向けて準備が進む能代バスケミュージアム

 秋田県能代市が2012年に設置した「能代バスケミュージアム」が同市畠町から柳町の中心商店街へ移転し、6月1日に新装オープンする。高校バスケットボール界の強豪・能代工の活躍を伝える品々などを展示し、「バスケの街」を前面に出す同施設。移転を実現させた柳町商店街振興組合は「商店街の活性化につなげたい」と相乗効果を狙う。
 現在はJR能代駅から徒歩5分の場所にある。人通りが少なく、来館者は年間4300〜4500人にとどまる。移転先の柳町商店街は市役所や商業施設とともに市街地を形成し、互いに誘客増が期待できる。
 同商店街振興組合は昨年から空き店舗を市に紹介するなどして移転を働き掛けてきた。大高広靖事務局長(60)は「移転先の近くには観光施設として人気の旧料亭『金勇(かねゆう)』がある。人を呼び込める施設が複数あることで人の流れが生まれる」と語る。
 ミュージアムは能代工OBで日本人初のNBA選手となった田臥勇太選手(宇都宮ブレックス)がサンズに所属した時のサイン入りユニホームや、秋田県藤里町出身で同校監督だった故加藤広志氏を紹介するパネル、映像資料などを多数展示している。
 移転先は空き店舗。床面積が3倍近い約170平方メートルに広がるのに伴い、能代工関連の写真パネルやNBAの試合の様子を紹介したイラストといった展示物を充実させる。
 常駐する市市民活力推進課の水木順仁(かずひと)主任は「人を呼び込みやすくなる。能代に根付くバスケの歴史を知ってもらい、ファンを増やす」と意気込む。移転後は年間来館者5000人を目指す。
 移転準備のため3月末から休館中。開館は午前9時半〜午後6時。入場無料。
 連絡先は能代バスケミュージアム0185(88)8876。


2020年05月22日金曜日


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