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知って食べて、塩釜の地元店 チラシやHPで情報発信

井上さん(右)から弁当を受け取る商議所の職員

 塩釜商工会議所(宮城県塩釜市)が、新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げが落ち込む地元飲食店などへの支援を進めている。市観光物産協会と連携してテークアウトや出張サービスの情報を盛り込んだチラシを作り、ホームページでも情報を発信。職員は昼食時にデリバリーの利用にも取り組んでいる。
 商議所と物産協会が作製したチラシはB3判で両面カラー。飲食店を中心に美容室など62店を紹介している。3日に市内の約2万2000世帯に配った。
 長引く臨時休校の影響を受け、学校給食用のみそなどの在庫セールをするみそしょうゆ店、テレワーク向け貸店舗サービスなどを提供する不動産業者も掲載している。
 商議所の三浦一泰専務理事は「多くの会員事業者が売り上げの減少に伴って資金繰りや雇用の問題を抱える。飲食店の多くは生き残りのためにテークアウトを新たに始めており、大勢の人に知ってもらって応援してほしい」と話した。
 商議所職員のデリバリー活用は、4月から推進する。30日には、市内の日本料理店「翠松亭」に9人分の弁当を注文した。
 翠松亭は4月中旬に個人向けの弁当販売を始めた。「バラちらし弁当」や「あなごめし」を用意し、1日当たり10〜30件程度の注文がある。
 同店代表の井上正博さん(59)は「店内で飲食する客がほとんどいなくなり、テークアウトや配達でしか稼げない。先が見通せない中で大口の注文はものすごく助かるし、励みになる」と感謝した。


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2020年05月24日日曜日


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