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開幕投手は則本昂で内定も「柔軟に判断」 伊藤投手チーフコーチに聞く

開幕を見据え、練習する東北楽天の先発投手陣。左から松井、涌井、岸、則本昂=20日、楽天生命パーク宮城の室内練習場(楽天野球団提供)

 東北楽天の投手陣が6月後半を目標とする公式戦開幕を見据え、練習を再び本格化させている。伊藤投手チーフコーチがテレビ会議アプリで取材に応じ、2月下旬に則本昂で内定した開幕投手について「基本的には彼でいきたいが、今年はちょっと特別なケース。調整がどういうふうに進むか未知数な部分があり、臨機応変に対応する」と判断を保留した。
 松井、涌井ら主力を中心とした約20人の投手は、仙台市の楽天生命パーク宮城の練習で調整のピッチを上げている。仕上がり具合は個人差があると前置きした上で「約40日の自主練習期間を挟んだので非常に心配したが(状態は)それほど落ちていない印象だ」と語る。
 心配なのは3月中旬に腰の張りを訴えた先発の柱、岸の状態。「開幕に間に合うかどうかはまだ分からない。焦らせてはいけない」と慎重に見極める考えだ。
 開幕前の対外試合は十数試合程度と見込む。実戦機会が限られるため、先発陣は開幕後もしばらく「慣らし運転」が必要とみる。「いきなり100球、120球投げろというわけにはいかない。最初に無理して、最後にへばってしまうのも困る」と序盤戦は早めに継投に入る方針を示した。
 そこで鍵を握るのがロングリリーフの運用。先発経験もある安楽、釜田、福井らを候補に挙げ「(ベンチに)少なくとも2人は入れておかないといけない」と中継ぎ陣の負担を分散させる方策の一端を明かした。(佐藤理史)


2020年05月24日日曜日


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