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復興ボランティアに感謝 宮城・山元町初の地域おこし隊員が地場産品詰め合わせ

箱詰め作業をする町田さん

 宮城県山元町初の地域おこし協力隊に今春委嘱された東北大法学部4年の町田哲哉さん(21)が、これまでに町内でボランティア活動などをした大学生に地場産のコメやレトルト食品、マスクなどを詰め合わせた箱を発送した。町への支援に恩返しをしようと、新型コロナウイルス感染拡大の影響でアルバイト先が減って苦労している同世代の仲間を応援する。
 町田さんが住む町内のシェアハウスで20日、町職員らと箱詰め作業をした。
 町内の農家らから寄付されたコメ約2キロのほか、レトルトカレーなど7、8点を詰めた。このうち、野菜やジュース、菓子などは購入し、コロナの影響を受ける地元の事業者を応援する意味合いもある。協力隊就任を伝える手紙も添えた。
 送り先は、東日本大震災で被災した町で復興支援を続けるボランティア団体のメンバーだったり、インターン生として農業体験をしたりした全国の大学生約30人。
 町田さんは「多くの人を町に呼び込むのが自分の役割だが、今はそれができずもどかしい。大学生には食べ物を通して町とのつながりを感じてほしい」と話す。送り先の学生を増やしていく方針で、コロナ収束後に農業体験ができるチケットも今後発送する。


2020年05月25日月曜日


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