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宮城県美術館、モリス展にぎわう 施設再開後最初の日曜

モダンデザインの作品を鑑賞する来場者=24日午前11時30分、仙台市青葉区の県美術館

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い休館していた仙台市青葉区の宮城県美術館と市科学館は24日、再開後初めての日曜を迎え、にぎわいを見せた。訪れた人は、感染防止対策をしながら久しぶりに美術や科学の世界を楽しんだ。

 県美術館ではこの日、開催中の特別展「ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡」(県美術館、河北新報社、東日本放送主催)にファンら約680人が訪れた。来場者は一定の距離を取りながら、英国の芸術家ウィリアム・モリス(1834〜96年)の感性豊かな作品を鑑賞した。
 会場には壁紙「ひなぎく」や内装用ファブリック「いちご泥棒」などテキスタイルと出版物約150点を展示。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて映像展示は中止となった。
 開催を喜ぶ来場者も多く、仙台市青葉区の主婦早坂恵子さん(76)は「特別展を待ち焦がれていた。映像を見られないのは残念だが、知らないデザインも多くて良かった」と話した。
 県美術館は新型コロナの感染拡大防止策として、館内放送や掲示でマスクの着用や手指の消毒などを呼び掛ける。展示室が混んだ場合は入場者を調整をすることもある。
 6月28日まで。午前9時半〜午後5時。5月25日を除く月曜休館。一般1300円、学生1100円、小中学生、高校生650円。連絡先は県美術館022(221)2111。


2020年05月25日月曜日


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