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災害時の避難、貴重品持ち出し簡単に 「アタッシェケース型引き出し」岩手・奥州の工房が開発

アタッシェケース型の引き出しを手にする西舘専務

 岩手県奥州市の特産品「岩谷堂箪笥(たんす)」を手掛ける「岩谷堂うるしタンス工房」(奥州市)が、災害時に持ち出せるアタッシェケース型の引き出しを開発した。亀井祐一社長(49)が昨年の台風19号の被害を見て、思い立ったアイデア商品。部分意匠と実用新案を登録した。
 たんすの引き出しの一つにちょうつがいで開閉できるふたを付け、押しボタン式の鍵でロックが掛かる仕組み。ここに貴重品を入れておけば、災害時に引き出しごと抜いて、取っ手を持ってアタッシェケースのように持ち出せる。
 キリ材を使っており、水を吸いやすく中身がぬれにくい特長もある。価格はたんすの大きさにより変わり10万円台から20万円台。
 製作に当たった西舘敏博専務(50)は「貴重品や思い出の品を入れ、いざというときに役立ててほしい」と呼び掛ける。
 家庭で使っている岩谷堂箪笥の引き出しをアタッシェケース型に加工することもできる。他社製も受け付けるという。連絡先は岩谷堂うるしタンス工房0197(35)4719。


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2020年05月25日月曜日


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