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ほかほか料理や酒類、運転代行業が宅配 仙台の飲食店と連携

異業種連携で宅配事業を始めたぼんてんグループの早坂専務(右)とファミリーの畠中社長(左)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で苦境に陥っている飲食店と運転代行業者がタッグを組んだ。仙台市などで飲食店22店を展開するぼんてんグループ、同市泉区の運転代行業ファミリーが連携し、料理の宅配事業を始めた。
 「デリバリー梵天(ぼんてん)」は、海鮮居酒屋の梵天食堂南吉成店(青葉区)から半径約1.5キロ圏内に、丼物、弁当、単品料理などメニュー約30種類と酒類を運転代行車両で届けるサービス。
 連携を提案したファミリーの畠中昭平社長(30)は「繁華街の休業で利用客が激減する中で従業員の雇用を守りたかった」と話す。社有車10台のうち2台で事業用軽貨物のナンバーを取得した。
 梵天食堂南吉成店は東日本大震災直後、店にあった予備のプロパンガスを活用し、近隣住民が水や食料を持ち込んで臨時の炊き出し拠点となったという。
 ぼんてんグループの早坂厚行専務(59)は「お客さまとの距離が近づき、公民館のような存在として売り上げも増えるなど大変救われた。地元への恩返しとして温かい食事を届けたい」と語る。
 注文は2000円(税抜き)以上。宅配料金500円。午前11時〜午後8時。連絡先は080(5557)5697。


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2020年05月26日火曜日


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