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断酒会中止 依存症の男、寂しくてメイドカフェで飲酒し金払わず 仙台地裁が有罪判決

仙台地裁

 飲食店で代金を支払わなかったとして、詐欺罪に問われた宮城県名取市の無職の男(52)の判決で、仙台地裁は25日、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)を言い渡した。アルコール依存症と診断されていた男は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で断酒会などが中止になったため、飲酒して犯行に及んだという。
 被告人質問で、男は犯行について「酒が影響していると思う」などと説明。断酒会への参加や通院を続け、犯行の数日前まで約2カ月間、酒を飲んでいなかったという。
 公判で検察側は「感染拡大で自助グループの会合が開かれず、人と会えずに寂しくなって酒を飲んだ」とする捜査段階の供述に言及。男は「今後は独りでいる時間を減らし、通院や自助団体への参加を増やす」と述べた。
 判決によると、男は3月25日、仙台市青葉区国分町のメイドカフェで、焼酎1本とボトルセットを頼み、飲食代5500円を支払わなかった。


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2020年05月26日火曜日


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