宮城のニュース

ブラジル国花「イペー」 仙台で開花

ブラジル国花イペー
「黄色い桜」とも呼ばれる南米原産の「イペー」。境内できれいな花を咲かせている

 ブラジルの国花「イペー」が、仙台市若林区の洞林寺で黄色い花を咲かせた。南米原産の広葉樹で寒さに弱く、東北での開花は珍しい。
 木は4年前に植えられた。寺は先代住職(故人)らが1960年代、現地で日本人移民への布教活動や幼児教育を行うなど、ブラジルとの縁が深い。日本・ブラジル両国友好の象徴として、日本での植樹を進める日本人移住者和田好司さん(80)=ポルトアレグレ市=と、現住職の吉田俊英さん(65)との交流が縁で苗木が持ち込まれた。
 先代住職の妻で、共に現地に渡った吉田ふく子さん(82)が冬場、保温用のわらを根元に敷き詰め、施肥や水やりをして育てた。樹高約4メートルに成長し、今月16日に初めて開花。ラッパ状の小さな花が30ほど密集して咲いている。
 ふく子さんは「花を見て懐かしいブラジルの友人たちの顔が浮かんだ。新型コロナウイルスで世の中が大変な時期に、励ましてくれているようだ」と喜んでいる。


関連ページ: 宮城 社会

2020年05月26日火曜日


先頭に戻る