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「紫外線でウイルス死滅」山形県が記載削除 軽症者宿泊施設の資料

山形県庁

 新型コロナウイルス感染症の軽症者らを受け入れるために山形県が借り上げた酒田市内の宿泊施設を巡り、県が周辺住民向けの説明文書に「屋外では、ウイルスは紫外線等により短時間で死滅する」と記載し、後に削除していたことが25日、分かった。
 文書は県が16日に市内であった地元説明会で配った資料で、ホテルの外に感染が広がる恐れがない根拠の一つとして挙げていた。県は理解を求める文書も20日付で周辺住宅に配布。基本的に16日の配布資料を踏襲しているが、「紫外線で死滅」の部分は削除された。
 県医療政策課の担当者は「過去のコロナウイルスの知見で『紫外線に弱い』と理解していたが、新型は研究途上のようで、今後は書き方に気を付けたい。割愛したのは説明不足になるのを避けるためだ」と話す。
 米国土安全保障省は4月、空気中に漂う新型ウイルスが屋外で太陽光に当たった場合、半減期が室内に比べて大幅に縮まるなどと発表したが、専門家の見解は定まっていない。


2020年05月26日火曜日


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