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苦境のねぶた師、CFで応援 学生ら「祭りも文化も守りたい」

ねぶた師への支援を呼び掛ける青森公立大の学生ら=26日、青森市
ねぶた師への支援を呼び掛けるCFのサイト

 新型コロナウイルスの影響で青森ねぶた祭の開催が見送られ、苦境に立つ青森市のねぶた師を応援しようと、青森公立大の学生らがクラウドファンディング(CF)を始めた。支援金を募り、今年の仕事を失ったねぶた師に贈る。学生らは「みんなの力でねぶた文化を守りたい」と話す。
 ねぶたと地域の関わりを研究する同大の佐々木てる教授(社会学)とゼミ生がCFを立ち上げた。跳人(はねと)団体やグッズ販売会社の関係者も参加する。6月30日までに支援金2500万円を募り、14人いる大型ねぶたの制作者に分配する。
 寄付は3000〜30万円。金額に応じ、ねぶた師描き下ろしの「ねぶた絵」色紙やねぶた面などを贈る。26日午前10時にスタートし、2時間余りで200万円以上が寄せられた。
 青森ねぶた祭の主役となる大型ねぶたは、企業や官公庁が主体の運行団体から、ねぶた師が制作を請け負う。完成まで1年を要し、多くはねぶた制作だけで生計を立てている。
 佐々木教授は「来年以降もねぶたを続けるために、一人一人にできることがある。ねぶた師への支援を通じて、祭りそのものの魅力を全国に発信したい」と話す。
 希望者はCFサイト「レディーフォー」から寄付する。


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2020年05月27日水曜日


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