宮城のニュース

仙台市役所建て替えは現地に1棟 有識者検討委が28年度の使用開始提言

現在の仙台市役所本庁舎

 仙台市役所本庁舎の建て替えで、有識者による基本計画検討委員会は27日、協議結果の報告書を取りまとめた。現在地に整備する新庁舎は1棟が望ましいとし、2028年度の使用開始を提言した。29日に郡和子市長に提出する。
 1棟整備は建設費や維持管理費が抑えられる。新庁舎の高さは最大80メートルとし、上杉分庁舎を除く9カ所の分庁舎、仮庁舎に分散する市役所機能を集約。低層部に市民協働スペースや商業施設を配置し、高層部に議会機能を設けるとした。
 整備費は453億〜473億円と試算。建築資材の高騰などで基本構想よりも58億円増えた。延べ床面積は配置する機能を精査し、5万8000〜6万平方メートルと基本構想より5900〜7900平方メートル減った。
 新庁舎の位置や向きは設計段階で決める。23年度に議会棟などを先行解体し、24年度に新庁舎の本体工事に着手。28年度に利用を始め、現庁舎の解体を含む工事完了は30年度を見込む。
 市は報告書の提出後、基本計画の中間案を策定し、6月中旬に意見公募(パブリックコメント)を実施する。結果を踏まえて7月末ごろ基本計画を固め、年度内に設計作業に着手する。 委員長を務める増田聡東北大大学院教授は「新しい働き方や市民との協働を具体化した新庁舎になればいい。パブリックコメントを通じ、さまざまな意見を出してほしい」と語った。

【動画】仙台市役所建て替え
広場との一体感 新庁舎配置で差 3案を3D写真と動画でシミュレーション
https://www.kahoku.co.jp/movie/archive/2019/zv4DEnxgFa8.html


関連ページ: 宮城 政治・行政

2020年05月28日木曜日


先頭に戻る