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宮城の新型コロナ患者ゼロに 知事「慎重な行動継続を」

 宮城県は27日、新型コロナウイルス感染症で入院中だった仙台市の50代女性が同日退院し、患者がゼロになったと発表した。県内の感染者の累計は88人で、4月28日以降、新たな感染者は出ていない。
 村井嘉浩知事は「ほっとした。この日を首を長くして待っていた」と述べる一方、感染の第2波が必ず来ると指摘。「感染すると亡くなったり、長期入院したりする可能性がある。県民には引き続き、慎重な行動をお願いしたい」と呼び掛けた。
 県によると、女性は4月11日に感染が判明し、県内の医療機関に入院。重症ではなかったが、退院までに約1カ月半かかった。
 県内で初めて感染者が確認されたのは2月29日。仙台市内の3カ所でクラスター(感染者集団)が発生し、3月下旬から4月中旬にかけて増加した。最も多い時期は70人が入院、またはホテルなどで療養した。今月9日には入院治療中の80代男性が死亡した。
 県は現在、患者の増加に備え、感染症指定医療機関の29床に加え、20医療機関の協力でさらに78床を確保した。近く病院長会議を開き、病床数増減の在り方を協議する方針。療養先の宿泊施設は6月中に、7月以降の対応を決める見通し。


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2020年05月28日木曜日


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