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仙台・青葉山公園事業が前進 東北財務局、追廻地区を市に無償貸与

 東北財務局は29日、仙台市青葉区の追廻地区の国有地約7万9335平方メートルを市に無償貸し付けすることについて、国有財産東北地方審議会から「適当」と認める答申を受けたと発表した。財務局と市は近く無償貸し付けの契約を結ぶ予定で、同地区を含む一帯で市が進める青葉山公園事業が今後、前進する。
 市は誘致を目指す2023年度の「全国都市緑化フェア」のメイン会場として想定。貸し付けを受けた後、鉄骨1階の公園センターや庭園、芝生広場などを整備する。
 審議会は財務局からの諮問を受け、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う持ち回り方式で開催。5月中旬から各委員に個別説明などを行い、全員から賛成を得たという。
 財務局は「国有地が市民や地域のために有効に活用してもらえることになった。これまでも周辺の土地の貸し付けで協力しており、集大成になる」と言う。
 同地区は戦後、引き揚げ者や戦災者向けに約620戸が整備され、その後は住民が国と土地の借地契約を結んで生活していた。財務局は1998年以降、明け渡しが終わった土地から順次、管理を市に委託しており、現在はほぼ全域を委託している。
 同地区の借地契約は06年9月に終わったが、現在も1戸が移転せず残っている。財務局は「早期の土地明け渡しに向けて、市と一緒に適切に対応していく」と話した。


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2020年05月30日土曜日


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