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「塩釜の幸」お届け タクシー5社とすし店など提携

すし店の従業員から料理を受け取るタクシーの運転手

 宮城県塩釜市で営業するタクシー5社は30日、飲食店の料理などを届ける「タク配」事業を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受ける事業者を支えるため、市がタクシー会社に補助金を交付。これまで宅配をしていない店からも取り寄せられるようになった。
 すしやイタリア料理、笹かまぼこの製造販売など21店が参加。客の注文を受け料理などを用意し、タクシー会社に配送を依頼する。
 料金は1件300円。客がタクシーの運転手に注文品の代金と共に支払う。利用するには、1店で1000円以上(配送料金を除く)の注文が必要となる。
 市は1件の配送で500円の補助金をタクシー会社に支給する。タク配の対象地域は浦戸地区を除く市内全域で9月末まで実施。参加店は随時募集している。
 マリンゲート塩釜の駐車場で出発式があり、センバ観光の小鹿政則社長は「人の移動が大幅に減り、タクシーの需要も激減した。新たな分野に挑戦し、飲食店と困難を乗り越えたい」と意気込んだ。
 佐藤光樹市長は「厳しい状況にあるタクシー事業者と飲食店を支え、外出を控える市民を手助けしたい。事業が軌道に乗るようPRにも取り組む」と語った。


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2020年05月31日日曜日


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