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名取の歴史資料館開館 コロナの影響1ヵ月遅れ

雷神山古墳の模型や遺跡の出土品などが並ぶ展示室

 宮城県名取市が増田1丁目の市図書館跡に整備した市歴史民俗資料館が31日オープンし、現地で記念式典があった。新型コロナウイルスの影響で約1カ月遅れの開館となった。
 資料館は敷地面積約3900平方メートルで、展示室2棟と体験学習室、ボランティア室を設けた。「考古の展示室」では市内の遺跡で発掘された旧石器時代−平安時代の出土品を中心に展示。東北最大級の雷神山古墳のミニチュア模型や旧跡を紹介する映像などもある。
 「歴史・民俗の展示室」では名取熊野三社(熊野本宮社、熊野神社、熊野那智神社)をはじめ、平安時代から現代の歴史や民俗史料を紹介。屋外には雷神山古墳を約10分の1の大きさで再現した築山がある「古墳ふれあいひろば」も整備した。
 展示室2棟は、東日本大震災後にカナダ政府や日本ユニセフ協会などの復興支援で建てられた「どんぐり・アンみんなの図書室」と「どんぐり子ども図書室」を改修した。
 記念式典には地元関係者ら約20人が出席し、開館を祝った。鴇崎哲也館長は「市内には多くの歴史文化資源が残され、さまざまな展示がある。気軽に訪れてほしい」と話した。開館時間は午前9時〜午後5時で月曜休館。入館無料。連絡先は同館022(724)7935。


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2020年06月01日月曜日


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