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「この写真の場所、教えてください」 仙台の「どこコレ?」オンライン好評

オンラインで寄せられた情報を書き出したパネルを眺める佐藤さん
撮影場所が不明の1枚。1951年に米軍医が市中心部で撮影した

 新型コロナウイルスの影響でイベントの自粛が続く中、仙台市のNPO法人「20世紀アーカイブ仙台」が4月下旬からオンラインに切り替えて開催しているイベントが好評だ。撮影場所が不明の古い写真の情報提供を呼び掛ける「どこコレ?−おしえてください昭和のセンダイ」で、従来のワークショップ形式を取りやめたが、情報は遜色なく寄せられ成果を上げている。

 オンライン版「どこコレ?」は4月28日、せんだいメディアテーク(青葉区)のウェブサイトにコーナーを開設し、スタートした。広瀬川の段丘とみられる1枚や仙台七夕まつりの一こま、肥おけを積んだ馬車の写真など6枚を掲載し、情報提供を呼び掛けた。

 例年は5月の大型連休中にメディアテークで写真展とワークショップを開く。今年は緊急事態宣言が出されたため、オンライン開催を試みた。

 サイト掲載後、会員制交流サイト(SNS)を通じて89件の情報が寄せられた。副理事長の佐藤正実さん(56)が情報を基に現地を確認。馬車の写真が現在の青葉区大町2丁目で撮られたことなど、5枚の撮影場所が明らかになった。

 佐藤さんは「県外からも反応があり、オンライン開催はむしろ効率がいいかもしれない。来年以降はみんなで集まるイベントと並行し、オンラインも続けてみたい」と手応えを感じる。

 アーカイブ仙台は、場所が特定できない残り1枚の情報を求めている。米軍医の故ジョージ・バトラー氏が1951年に撮影した写真で、映画のポスターや露天商が映り込んでいる。

 「後ろの建物は東二番丁小だ」「宣伝看板に『ぎんざ』と読める文字があるので仙台銀座だろう」などの情報が寄せられているが、確証は得られていない。
 サイトは6月中旬まで開設している。

【古い仙台の写真の情報を集めています|せんだいメディアテーク】
https://www.smt.jp/projects/doko/2020/05/post-89.html


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2020年06月01日月曜日


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