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コロナで食べちゃった防災非常食「補充します」 山形の業者が顧客サービス

社内に設けた展示コーナーを紹介する西谷さん(左)
補充サービスが始まった防災ボックス

 日用雑貨、防災用品卸の西谷(山形市)は、子育て中の母親の視点で選んだ防災用品を一箱に詰めた「防災ボックス」の購入者向けに、個別の商品を補充する新サービスを始めた。新型コロナウイルスの影響で外出自粛中に非常食などを自宅で活用する人が増えたためで、感染流行の第2波を見据えて防災グッズの日常的な使用を提案している。

 補充するのは、「わかめご飯」「ドライカレー」といった6種類の非常食や手袋式水なしシャンプーなど防災ボックスに入っている全ての商品。同社は電話やメールなどで受注を始めており、品目ごと5個単位で販売している。

 防災ボックスは同社が県内外の母親ら38人に聞き取りして製品化し、3月11日に販売を開始。その後、購入した母親ら100人以上から「外出自粛で非常食を昼食に活用した」「帰省自粛中の子どもに送りたい」などの声が届いたため、補充サービスに乗り出した。

 同社の9代目で、3人の子どもの母親でもある西谷友里コンテンツ制作部長(34)は「非常食が気軽に使えることで、防災をより身近に感じることができる。第2波と災害が同時に発生することへの警戒意識も高まっている」と話す。
 誰でも気軽に立ち寄れる防災グッズ展示コーナーを社内に設けたり、会員制交流サイト(SNS)で非常食を使ったレシピを紹介するなど、取り組みを強化している。連絡先は同社023(622)5677。


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2020年06月01日月曜日


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