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宮城県、コロナ入院病床を50床に縮小 作並のホテル借り上げも終了へ

 宮城県は1日、新型コロナウイルス感染症の患者が入院する病床を約90床から約50床に減らす方針を決め、運用を始めた。県内で1カ月以上、新規感染者が確認されていない状況を踏まえ、協力病院の負担を軽減する。
 患者の増加を受け、県は4月下旬から、感染症指定医療機関(7病院)の29床に加え、協力病院(13病院)から約60床を確保。ピークの4月22日には46床が埋まったが、5月27日に入院患者はゼロになった。
 協力病院では新型コロナの対応で通常診療が減り、経営を圧迫する課題が浮上。今月1日からは感染症指定医療機関の29床で対応し、感染者の増加傾向が認められた場合には協力病院(1病院)を加えた計約50床を準備する新たな医療体制を整えた。
 県が5月29日に開いた病院長会議では、新型コロナの入院患者数の推移なども考慮し、病床数増減の在り方を協議。当面は50床程度で対応できるという考えでまとまった。
 村井嘉浩知事は「軽症者向けのホテルも準備している。最大50床あれば混乱は起きない」と話した。
 県は軽症者らの療養先だった仙台市青葉区作並のホテル「La楽リゾートホテルグリーングリーン」(200室)の借り上げを6月末で終え、7月からは約100室分を確保できる別の宿泊施設に切り替える方針も示した。


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2020年06月02日火曜日


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