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秋田県、生花買い取りで生産者ら支援 学校や駅にスタンド設置しPR

花の需要喚起を目指し、小学校に設置された秋田県産生花のスタンド=1日、秋田市の明徳小

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴うイベント自粛で花の需要が落ち込む中、秋田県は生産者、生花店の支援事業を始めた。県内の学校や駅、空港といった公共施設に県産生花を展示するほか、県内在住の新婚夫婦にプレゼントする。県や農協などが生産者、生花店から花を買い取る形で在庫解消を図ると同時に、県産生花をPRし消費を促す。
 県内の小中学校、高校をはじめ約500カ所にフラワースタンド、アレンジメントを飾る。秋田市の明徳小(児童199人)には1日、県産のバラ、ヒマワリ、カーネーションを生けたスタンドが設置され、児童を楽しませた。
 展示した同市の生花店「フラワーショップかおる」の浅石薫さん(62)は売り上げが約6割減少したといい、「花を見て、生産者と生花店の窮状を知ってもらい、店に足を運んでもらえれば」と期待する。
 1月以降に婚姻届を提出した県内の新婚夫婦300組には、トルコギキョウやダリア、バラなどを使った5000円相当のフラワーアレンジメントを贈る。県園芸振興課の本藤昌泰課長は「新型コロナの影響で結婚式を挙げられなかった夫婦もいる。結婚のお祝いと、生花業界支援につなげたい」と話す。
 同課によると、県産生花の年間販売額は約21億円。新型コロナの影響で、3月以降の販売額は前年より3割減り、1本当たりの単価は2割下落している。


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2020年06月02日火曜日


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